ベイマックス （95点）

　ひさびさ、ピクサー映画の大当たり作品。必見！


　ストーリーなんて知らなくて結構！

　予告編でも何度も流れたプニプニでかわゆいベイマックスちゃんが、主人公の男の子と繰り広げるハートウォーミングなストーリー・・・というふうに宣伝された部分の本編は約1/3。


　途中から、この映画、発明少年と大学院生のオタク集団とのコンビのヒーロー映画になります。

　いや、ヒーロー映画なのに、ハートウォーミングな映画ですよーって宣伝されてるんだよね、これ。


　日本公開版だと、「ベイマックス」というタイトルですが、日本以外の国のタイトルは「ビッグヒーロー６」というタイトルです。

　他の国のポスターは、ベイマックスちゃん、こんな感じです。

　でも、この宣伝方法、僕はありだと思います。

　最近に始まったことじゃないけど、予告編をみて楽しそうだと思い、見に行くと、見せ場の全ては予告編に詰められていて、すでに見たことある印象を受ける映画多いですよね。

　たとえば、ダイハード・ラストデイとか、コン・エアーとかもそうだったな。たくさんあります。


　でも、僕は予告編は、こうあるべきだと思っているので　↓

　＊バックトゥザフューチャー　予告編


　ねぇ、ほら。何かが起こりそうだけど、本編が一切出てこないでしょう。これでいいんですよ。


　だから、このベイマックスも、見に行って、こんな6人組のヒーロー見せられて、それで満足して家路につけば、いいじゃないですか。

　もう、ストーリーなんか、説明しませんよ。最高です、この映画。


　というわけで、もし、レンタルで迷ったなら、間違いなくこれ、選んでください。ええ。



　（95点）