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宇多丸のラジオで、「ダビンチコード」シリーズは、「知っているのか雷電!?」と同じ、という意見があった。 雷電は、魁男塾のキャラクターで、たいてい、敵の必殺技を解説してくれるありがたいキャラクター。 雷電「むぅぅ。あの技は!?」 誰か「知っているのか雷電!?」 雷電「そう、あの技は、中国に伝わる・・・」 という流れ。 つまり、このシリーズも・・・ ラングトン「むぅぅ、この謎は・・・」 誰か 「知っているのか、ラングトン!?」 ラングトン「そう、この謎は、古代の・・・」 これ、ほんとだね。 主人公のラングトンが「そういうことだったのか!?」と勝手に気づき、世界各国の観光名所を巡回する映画として、延々シリーズを続けることが出来るのではないだろうか。 とはいえ、前作の「ダヴィンチ・コード」とは、映画の性質が違っている今作。 「ダヴィンチコード」は、犯人に仕立て上げられ、逃亡しながら謎を解く巻き込まれ型サスペンスだったが、今作は、時限爆弾解除と連続殺人鬼を同時進行で追い詰めていく、「セブン」と「ダイハード3」を混ぜたような構成だ。 謎の提示の仕方は、一部「えええええええええ!?」と目を疑う部分がある。 たとえば、「像が指す指の方向を探せ!」だの「足元の石版を動かしてみよう」だの、謎はインディ・ジョーンズ並みだが、真面目にやってるように見せているラングトンシリーズで、これを見せられるのは、きつい。 何はともあれ、その辺を気にしなかったら、楽しく見れるのではないかしら。「ダヴィンチコード」よりはさ。どうかしら。 (70点) 「天使と悪魔」って安いタイトルだなぁ、と思っていたら、これを連想したからだろうと思う。 しょーがない。
by aotz
| 2009-12-08 07:06
| 映画(70点以上)
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